圧延工

【仕事内容】

このお仕事ですが、「あつえんこう」と読みます。漢字の意味を考えると、なんとなくわかってきますよね。何かに圧力をかけたり、伸ばしたりして加工することと予想されます。私たちの生活には、超高層ビル、橋、船、車、電気製品など、鉄鋼製品が生活のすみずみにまで浸透しています。こうした鉄鋼製品の材料となる鋼板、条鋼、鋼管を圧延機で引き延ばして作り出す、いわゆる鉄の材料作りをするのが圧延工の仕事です。

圧延工は仕事の領域が広いので、一般には分担制をとっています。圧延を行う工場は、なんと奥行が長さ数100m~1000m以上にも及びますので、どうしても設備単位で作業領域を分けて分担する必要があるからなんです。圧延工と一口に言っても、その部署のプロがそれぞれいるわけですね。

鉄の材料を作るには、鋼塊あるいは鋼片と呼ばれる数百キロから数十トンに及ぶ直方体の塊を使います。製品によっては材料の凸凹やキズを手直しすることもあります。また、自動車や電気製品など細部まで寸法が正確でないといけない部品作りをする担当もあります。とても気を使う作業です。

【応募資格】

圧延工になるためには特別な免許・資格は必要とされませんが、計器類からの情報で素早くレバー、ボタン類を操作して調整するため、正確な認知力と判断力、運動神経の機敏性が求められます。またお仕事によっては危険な作業も伴いますので、集中力を必要とする仕事です。最近では作業の自動化が進んでいるため、システムに対する知識も必要になっています。日々勉強が必要なんですね。

圧延工の仕事は奥が深く習熟に時間がかかり、また技能が設備に密着したものが多いため、新人教育や講習を行う体制が整っている他、先輩や上司から作業しながら、より高いポジションに登っていけるように、さまざまなことを学んでいける環境・体制となっています。

【給与・年収】

大規模工場に勤めている場合での、平均的な月収は、30万円から40万円程度で年収に直すと500万円から700万円程度になります。中小企業の工場の場合は、25万円から35万円程度、年収は400万円から600万円程度です。地道な作業や繰り返し作業の多い職ですので根気のある方が人材として求められます。

【こんな人にお勧め】

大きな建物や乗り物も、いきなり形成されるわけではありません。多くの人手や部品があわさって一つの作品ができあがり、私たちの生活を豊かにしてくれています。圧延工はいわば縁の下の力持ち的存在です。高層ビルや大きな船を見た時に、自分が加工した材料が一部を担っていると思うと嬉しくなりますよね。圧延工は、コツコツと地道に、そして正確に作業ができる方にぴったりな職業です。

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